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10月27日(土)、富士スピードウェイで開催されたFUJI SATURDAY ROAD RACE第3戦・JSB1000クラスにYAMAHA のYZF-R1で参戦しました。
事前の準備やマシン整備など仲間に助けられ、レース勘も10月7日に北海道・十勝で行われた4時間耐久レースでリハビリし、この春から何度も行ったスポーツ走行を経て綿密なスケジュールのもと、この日を迎えました。
それでも心配性な難波は、いろいろなものをサーキットに持込み、うちのトランスポーターは荷物でパンパンになってました。(その結果、いいこともあったのですが)
事前に調べていた天気予報では、練習日の26日金曜日が雨。翌日のレースは、うまくいけばくもりか!? という状況だったのに、金曜日になって「台風が発生してる」という情報が。
もうっ、誰!? 台風を連れてきたのは!!
レース当日は、やっぱり雨。
ドライタイヤにもウォーマーを巻くかどうか、悩む余地もないくらいの雨雨雨雨・・・。
しかも、JSBクラスの予選直前には濃い霧が発生して・・・。
15分遅れでスタートした予選。コースコンディションを見ながら周回を重ねで徐々にタイムアップ。サインボードで「P1」を確認したところでピットイン。
コンディションが悪かったこともあり、予選時間を5分ほど残してアタック終了。シリーズチャンピオンがかかっている2台がさらにタイムを縮めてきて、ドキドキしたりもしたけれど、辛くもポールポジションを獲得することができました。
難波恭司のコメント:「キリと雨がひどくて…。決勝も同じタイヤで走るから、タイヤ温存のために、早めにアタックを終了しました。(ホントはライダーの体力温存のためだったけど・・・)」
一時は霧雨になっていたのに、JSBクラスの決勝進行が始まる頃には再び強い雨が・・・。
コースコンディションを確認しながらのサイティングラップを終え、グリッドに向かいます。
JSBクラスの前に行われたレースをモニターで見ていた時、スタートシグナルのタイミングが妙に速く、そして掴みにくいと感じていたので、ちゃんとスタートできるか心配していたのですが・・・。
更に。。。フロントロー・グリッドの路面は、スタート&ゴールラインの手前が1m程黒いペイントで塗られている・・・誰でも知っているけど、濡れたペイントはメチャクチャ滑るよね・・・滑るのっっっっ!
「こりゃ参ったな」と考えながら1周のコース確認で考えたのが「タイヤ2回転まではクラッチミートをゆっくりと・・・」だった。
コースは水はけを考慮して若干右下がりの傾斜付き。これへの対策も考えて、グリッドに並べるマシンの頭を僅かに左へ振る・・・これでもしホイールスピンを起こしても加速しやすいはず・・・と、信じて。
オフィシャルがコースから退去し、レッドシグナルが点灯、すぐにSTARTの表示。
やはりというか何というか、いざスタートとなるとタイヤ2回転が我慢できず、まだリアタイヤがペイントに乗っているうちにスロットルを開けてしまった! もちろん見事にホイールスピン・・・でも隣のライダーたちも同様でした。
それでも、1コーナー出口ではブレーキングを遅らせてトップに立ち、少しずつその差を広げていきます。
シリーズ戦チャンピオン争いをしている2番手、3番手の両ライダーが2位争いのバトルを繰り広げているレース中盤では、その差を3秒程度まで広げることができていました。
そしてそれは9周目だったらしい(後で触れるが・・・)。
2台のバックマーカーが見えてきました。パスするのに時間をかけている間に、2番手の中村選手との差が一気に縮まって迎えたラストラップ(だったらしい・・・)。後半のセクションでついに、中村選手に追いつかれてしまい、最終コーナー進入でインを刺されてしまった。
この時点では最終ラップで仕掛けるチャンスを・・・と、その最終コーナーを立ち上がると、見えたのはコントロールライン上で黄色く点滅するシグナルとチェッカーフラッグ。「えぇぇぇぇっ!!」
そしてトップが通過後に「9LAPS」に変わり、10周目に突入したことを知らせる(らしい・・・)。
普通ならレーススタート後、1周回ってくると9Laps、次に回ってくると8Laps、そしてトップが最終ラップに入るタイミングでは「1Laps」と表示されるのだが・・・ローカルルールとはまさにこのこと。
トップが周回遅れに追いついてもブルーフラッグは振られないし、あれこれ大人気なく「言い訳」してみるが、分りやすく簡単に言えば「結果2位」なのでした。
応援してくれたみんなに顔向けできない・・・と、手前のガードレールに隠れてみたり、コントロールタワー前のマーシャルカーの陰に隠れてみたりしたが、オフィシャルに「早くしてください!」と更に追い討ちをかけるがごとく怒られた。
それでもピットに戻ると、仲間たちから「2位おめでとう」と迎えられました。みんなこのドジな展開を知っていたので、大笑いしながら迎えてくれたのでした。
今回は、あいにくウェットレースとなり、マシンやタイヤ性能差が出にくいレースとなってしまったけれど、久しぶりの参戦で再び感じたレースの緊張感とそこから生まれるワクワク感は心地よいもので、「やっぱ、レースって良いよな!」と、改めて思ったのでした。
このレース参戦に関し多くの方に支えて頂き、そしてご声援もたくさん頂きありがとうございました!!